パソコン修理の際は各種ケーブルの差し忘れに要注意!

以前、ノートパソコン内部のCPUファンの音がとてもうるさくなりました。専用ソフトで確認してみると、CPUがとても高温になっていました。そこで、排気口のフィンの清掃と、CPUに冷却用のグリスを塗りなおそうと思い、ノートパソコン背面部を分解し、CPUからCPUファンを取り外しました。この時、マザーボードからCPUファンのコネクタを外す必要がありました。また、排気口も分解して取り出してみると、ホコリがかなりたまっており、うまく排気出来ていなかったようでした。
 排気口フィンを清掃し、CPUに冷却用グリスを塗った後、CPUファンを取り付け、背面カバーを元に戻し、修理完了かと思われました。しかし、電源を入れてみると、今まで聞いたことのないけたたましいエラー音とともに、画面にはCPUファンエラーの文字が。素人が下手に修理に手を出してしまったがために壊してしまったとばかり思いました。
 あきらめきれなかった私は、再度パソコンの背面カバーを外し、CPUファンを確認してみました。すると、CPUファンから伸びているコネクタがマザーボードに差さっていませんでした。コネクタを差しなおすと、無事パソコンが起動しました。パソコン修理の際には、マザーボードへの各種コネクタの差し忘れには要注意です。