荒れた学生時代とパソコン修理と店員の苦笑

中学生時代に初めてパソコンを買い与えられてから15年経ったが、学生時代はよくパソコンを修理に出していた。
よく修理に出していたのは、中学3年生の頃に初めて買い与えられたノートパソコンだ。
自分のパソコンを手に入れ、あまりにも嬉しかったからか、毎日はしゃぎながら使っていた。だが、それがあだとなり、ある日、どうはしゃいでいたのかは忘れたが、パソコンが机の上から落下。色鮮やかに画像が映っていたパソコンが真っ暗闇になってしまったのである。
いわゆる液晶割れを起こしてしまい、親からこっぴどく叱られたが、一緒に家電量販店へ修理に行ってくれた。
家電量販店からの修理は、そこからメーカーとの行き来があるので時間がかかるそうだ。さらにその時は夏休みだったため、修理が立て込んでおり戻ってくるまで3週間はかかるとのことで修理に出した。
保証期間だったため、修理代がかかることなく、なんとか戻ってきたが、事件はまた1年後に起こる。
高校生になった私は、年頃だったのか気性が荒かった。パソコンでゲームをやっていてイライラしたのか、画面を思い切り殴ってしまったのだ。そして、再び画面は真っ暗闇になってしまった。
家電量販店へ行くと、以前対応した店員さんがいらっしゃって、苦笑いされたのを覚えている。
この時は閑散期だったというのもあって1週間ほどで戻ってきた。保証期間内だったとはいえ、完全に自分の落ち度だったため、修理代に1万円以上はかかった。
そのパソコンは、最後にはハードディスクが故障してしまい、使えなくなってしまった。また修理に……と思ったが、あの店員さんの苦笑を見たくなかった。