過去の自作PC作成で苦労したこと「フロントパネルコネクタの設定」

私が過去に作成した自作PCは、7台くらいありますが・・
いずれの作成でも苦労した作業は「マザーボードのフロントパネルコネクタの設定」です。マザーボードの説明書を見ながらやるのですが、ぶきっちょが体現化したような自分が上手くさせるはずがない。指で刺したいコネクタを一本ずつ、マザーボードに刺そうとするが、なかなかうまくいかない。
このコネクタを差すタイミングになると、マザーボードをケースに組み込んで固定しているもんだから、ライトの明かりも当てづらい。なんとか刺し終わっていざ電源入れたら正常起動じゃないビープ音が鳴る始末。自作作業も後半戦(大体、2,3時間くらい経ってる)に入っており、精神的にも疲れている。しかし、自作に二日かかったとあっては何か負けた気がする・・ということもあり、躍起になって組んでいました。

そういう意味では、5台目、6台目の自作PCを組むあたり(2010年前後)になるとマザーボードにフロントパネルコネクタをまとめるパーツが添付されていて、「やった!!あの苦労から解放された!」と感動したもんです。そして、この時、気づいたことはケースのUSBポート、サウンドパネルもマザーボードの設定が必要だったことです。それまでのケースでは「前面パネルはあるけど、動かない。仕方ない・・」とあきらめていたのですが、これらのコネクタをまとめるパーツを見て、気づいたのです。(説明書は英語でなんとな~くやっていたのがダメだった)
最新の自作PC(2,3年前に組んだPC)はコネクタ類も含めて問題なく組めていますが、自分の手で作って試して失敗してを繰り返して成長したな・・と感じています。

上記とは別ですが、私自身は工業系の専門学校に通っており、PCを一度解体して組み立てるという授業がありました。その自作(?)において【CPUのピンを折った】クラスメートがいました。組み立ててもうまく動かないとうんうん唸るクラスメート、どこが悪いかとみてみたら、CPUのピンが変な方向に曲がっている。さすがにこれはうまく動くわけない。壊れてるわけだし、仕方ないよねと教授に相談したらば・・・「正常起動するまで頑張れ」と言われる始末。
正常起動しないと終われない・・ということで、もう古いPCだし、壊れても知らねぇや!(自分のものじゃないし)と自棄っぱちでラジオペンチ持って、曲がっているのを無理やりまっすぐに直して、CPUを差したら、まさかの復活!!ということがありました。(古いものは頑丈である(違))
このエピソードから、CPUは無理に差したらダメ・・と(普通ささらないようになっているのだけど)痛感させられました。
今のCPUだとピン数も段違いに多いし、ピンの密度も違うので、なかなか起こらない(起きたら、アウト)けど、いい思い出です。