パソコンの電源交換修理が結果として無駄に

5年程使い続けていた自室のデスクトップパソコンが動作不安定となり、使用中に突然電源が落ちてしまうケースが多く困っていました。
ケーブル類の挿し直しやメモリの挿し直し、各部の入念な清掃等、思い付く事は全てやってみたのですが、症状は改善せず、近郊に営業していたパソコンショップのリペアサービスに点検と修理を依頼する事となりました。
リペアサービスのスタッフが症状再現するかチェックしたところ、高負荷のエージングテスト中に1回電源が落ち、どうやら電源ユニットの不安定が原因らしいとの事。マザーボードやメモリ、GPUには特に問題は無く、電源ユニットの交換修理を提案されました。
てっきりこの修理で全て解決すると安心してしまい、提案を飲み、1万円程掛けて修理を施して貰いました。修理後の長時間エージングテストも特に問題は出ず、安心してパソコンを自宅に持ち帰ったのですが、その後しばらく使ってみたところ、再び電源が落ちる様になってしまいました。
いよいよ原因が分からずかなり悩んだのですが、試しに自宅の居間に電源コードを繋ぎしばらく起動させてみたところ、突然電源が落ちる事も無く、特に問題もありません。後で調べた結果、原因はパソコンの電源ユニット側では無く、自室のコンセント側にありました。配給される電源が何らかの原因で電圧不安定を起こしてしまい、パソコンの安定起動を妨げていた様なのです。
その後は自室のタコ足配線を全て止め、また高電圧を必要とする家電の稼働時はなるべくパソコンを起動しない様心掛けたところ、随分と症状が収まりました。確かに電源ユニットも劣化しておりいずれ交換は必須でしたが、焦らず原因を追求していれば本体買い換えといったコスパ良い対策に持ち込めたのに・・・と残念な思いです。